ももくり教室

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仕事のミスが怖い!と感じた時の対処法3選

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少し意識を変えることでミスに対する恐怖が減る

 

新卒入社をして間もないころ、介護士としてまだまだ新米で、いつも仕事で何かミスを犯してしまうのではないかと不安になっていることがありました。

 

介護の仕事はちょっとしたミスが入居者様の命の危険にもつながります。

 

その責任感を嫌というほど、実感していたからこそ、仕事のミスが怖くて怖くて…毎日不安で押しつぶされそうで…。

 

それこそ、一度でもミスをしてしまうと、その日一日引きずってしまい…。

 

立ち直るのが大変でした。

 

ですが、どんなに後悔しても起こってしまった事実は変えられません。

ミスを引きずっていると、他の仕事に集中できなくなってしまって、また違うミスをしてしまうんですよね。

 

「どうしてミスが怖いと感じるのか」「どうしたら失敗を怖がらず、生かせるようになるのか」を意識して少しずつ自分の不安な気持ちに向き合い、考えや行動を修正していくことにしました。

 

もちろん、今でも仕事でミスをすることは怖いですし、実際ミスをすると凹んでしまいますが…。

 

極端に自分を責め続けることはなくなり、気持ちの切り替えが上手くなったと自分でも感じます。 

 

 

 

ミスを怖がってしまうと何もできなくなってしまう

入社したばかりの新人さんですと、仕事の流れもまだ十分に覚えられず、仕事に不安を覚えることが多々あると思います。

 

でも、「ミスをして迷惑をかけないようにしないと…」という意識が自分を追い詰めて、不安が不安を呼び、余裕がなくなり、ミスをしてしまうという悪循環に陥ってしまうことがあります。

 

「ミスをしないように気を付けよう」というプロ意識は大切です。

 

ですが、人間完璧にできる人なんていません。必ずミスはつきものです。

 

ただ、その一つのミスしたことに対して、次は同じミスを繰り返さないように新しいことを学ぶことができればいいのです。

 

他の人のミスを見ても同じです。ただ、失敗を責めるのではなく、そこに至った背景を考え、ミスをしないためには何ができたのかを考え学んでいくことが大切なのです。

 

そこで、失敗した自分を責めすぎると自己嫌悪や自己否定感に捉われて、行動することが怖くなり自分だけでは何もできない人になってしまいます。

 

 

仕事のミスが怖い理由

そもそも、どのような時にミスが怖いと感じるのか、それは「人間関係への意識」と「できない自分を認めたくない場合」におこります。

 

・ミスをすると周りに迷惑がかかる

・ミスをすると周りからの評価が下がる

・できない自分を認めるのが怖い

 

ミスが怖い人の中には潜在意識の中に、このような考えが潜んでいます。

 

・周りに迷惑をかけないように大人しくしていよう…

・こんなミスをしたなんて思われたら、自分は使えない人だと思われてしまう…

・こんなミスをするなんて自分はダメな人間だ…

 

あまり挫折経験の少ない人は、一度の失敗で極端に凹みます。

そこには、「ミス=できない人」という誤った認識を持っているのかもしれません。

 

でも、ミスは誰にでも起こることですし、失敗を乗り越えることで成長することはたくさんあります。

 

まずは、ミスに対する考え方を変えていき、肩の力を抜いてあげましょう。

 

 

仕事でミスをした時の対処法3選

仕事でミスをした時に自分を追い詰めない3つの対処法をご紹介します

 

周りの評価を気にしない

仕事でミスをした時に、後悔と共に「恥ずかしい…」という気持ちが湧いてくることがあります。周りからの評価が下がってしまうような気持ちになってしまうのです。

 

ですが、あなたの同僚がミスをした時あなたはどう思いますか?

「仕事でミスをするなんて、ダメな人間だなぁ」なんて思いませんよね。

 

ましてや、滅多にミスをしないような人だったら「どうしたのかな。大丈夫かな?」と心配になると思います。

 

失敗は誰にでもあることです。

「ダメ人間だなぁ」なんて言ってくる人がいたら、そんな人の意見は気にしないでください。

 

人からの評価を気にしすぎると、「行動を見られているんじゃないか…?ちゃんとしなきゃ」と、ますます緊張して、目の前の仕事に集中ができずにミスをしてしまいます。

 

まずは周りの目を気にしすぎないで目の前の仕事に集中することが、ミスを減らす一番の近道です。

 

 

「失敗=ダメ人間」ではない

仕事でミスをした時に自分を責めてしまうのは誰でもあると思います。ですが、「ミスした事実」「自分の存在・価値」は別です。そこはしっかり分けて考えましょう。

 

ミスをした時に、「こんなミスをしてしまうなんて、自分はなんてダメなんだ…」と人格そのものを否定してしまう人がいます。

 

ですが、考えるべきは「ミスした事実に対して、次はどうすればミスをなくすことができるか」という具体的な行動です。自分を責めて自己否定に陥ってもいいことはありません。

 

まずは、具体的に次ミスをしないためにはどうすればいいかを考え、失敗して凹んだ気持ちはスポーツや自分の好きな趣味をすることで回復させましょう。

 

ミスした事実と改善点を受け止め、気持ちを切り替えたほうが自分自身が楽な気持ちになりますよ。

 

 

失敗した自分を認める

どんな行動にも完璧はありません。失敗を恐れていると何にも挑戦が出来なくなってしまいます。

 

まずは、失敗をする自分を認めましょう。

 

完璧主義的な思考に捉われてる人は、「自分は失敗をしてはいけない」「同じ失敗を繰り返すことはあり得ない」という偏った、考え方・思考をしている場合があります。

 

これは、今まで成長してきた中でいつの間にか自分の中に根付いてしまった価値観なので、簡単になくすことはできません。

 

ですが、少しずつ肩の凝りをほぐすように柔らかくしていくことはできます。

 

もし、自分自身が完璧主義的な思考をもって苦しんでいると感じるのでしたら、少しだけ自分を許してみてください。

 

ミスをして自分を責めるような思考が押し寄せてきたら「失敗は誰にでもある。大丈夫。」と唱えてみください。

 

「失敗をしないように…」というプロ意識があること、失敗した自分を反省できること

この二つを兼ね備えたあなたは、もう十分素晴らしいと思います。

 

あとは、失敗した自分を許し、反省をばねに挑戦できる自分に変化できるようになれば、きっと仕事でミスをするかもしれない…と、不安に感じることはなくなるはずですよ。

 

まとめ

仕事のミスは誰にでもあるものです。ですが、ミスをしてしまったことを必要以上に責めてしまうと、不安が不安を呼び、思うように行動できなくなってしまいます。

 

仕事でミスをしないように気を付けることはもちろん大切ですが、ミスをしたことで自分自身を責めすぎないでくださいね。

 

起きてしまったことは仕方がありません。

 

次、同じようなミスをしないためにはどうすればいいか、成長の糧となるように失敗から学んでいくことで、気が付いたら仕事が楽しいと思える自分がいるはずですよ。